2013年10月01日

大型トライクの法的区分について

鼠教官です(。・ω・。)ノ

昨日書いた記事について、大きな勘違いをしておりました。
既にお気づきの方もお出でだと思いますが、特に指摘がなかったので自分で訂正します。申し訳ありませんでした。

結論から言いますと、大型トライクにはヘルメットの装着義務はありません。

先程、地元警察署の交通課に出向いて知り合いの警察官へ直接聞いたところ、大型のトライクにはヘルメットの装着義務はありません。
かと言ってシートベルトもありません。

道交法改定21年9月.jpg

上図の改訂内容に『同一線上の車軸における車両の接地部中心点を通る直線の距離が460ミリメートル未満であること』とありますが、大型トライクはこれに該当しません。
つまり、平成21年に改訂されたのは原付二輪についてのみです。

時代背景としては当時、ピザ屋が増えていて、その配達に使用するキャノピー付きの原付の扱いを巡ってのものだったようです。
現在話題になっている大型トライクについては、昔のオート三輪と同様の括りであるのですが、法的な整備が進んでいない分野の乗り物となります。

ここからは主観ですが、大型のトライクはとても操作し辛いです。
法的にも中途半端な乗り物です。
重いのでブレーキをかけても思うように止まりませんし曲がりません。
ゆっくりとカーブを曲がるのであれば問題ないのですが、他の自動二輪車と同じ速度でカーブへ進入した場合、容易にリーン可能な二輪車に比べると旋回速度はかなり落とさなくてはならないと思います。
仮に速度を保ったまま旋回しようとした場合は、リーンさせるために外側の車輪を浮かせなくてはならず、浮いた瞬間にバランスが崩れて内側にいきなり切れ込むような挙動を見せます。
つまり、自動車のような運転をした方がこの手の車両には合っていて、二輪車と同じ乗り方はしない方が良さそうです。
二輪車と同じのは乗員が囲われていないという部分だけです。
とても退職金でもう一度風を切ろうかな..と言った軽い気持ちで乗れるような乗り物ではないのだと感じました。
ただ、このままこうした事故が増え続けてしまうと、昔は側車免許が別に有ったように免許区分や安全規制が厳しくなる事も十分考えられますね。


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2013年09月30日

増加し続ける年配者の死亡事故!

鼠教官です(。・ω・。)ノ

本日付の毎日新聞によると、『29日午後3時40分ごろ、岩手県葛巻(くずまき)町葛巻の国道281号で、64歳の男性が運転する三輪オートバイが、道路左側の民家のコンクリート塀に衝突。吉田さんは背中を強く打って約3時間後に死亡。後部座席に乗っていた61歳の妻も頭を打って約7時間後に死亡した。』とありました。

この三輪オートバイというのはトライクのことだと思います。
これはご存じのように、大型二輪の後部を改造した三輪車ですが、平成21年9月までは、法的には四輪と同じ扱いなのでヘルメットの装着義務はありませんでした。
しかし、現在では二輪と見なされており、ヘルメットを装着しなければなりません。
道交法改定21年9月.jpg

(※この図をクリックすると拡大されて文字を読むことができます)

二輪を知らない人のイメージでは三輪車の方が安定していて安全だと思うかも知れませんが、大きな間違いです。
確かに低速走行時の安定性は二輪より上ですが、それは停車しても倒れないと言うことであって、高速走行時の安定性も優れていると言うことではありません。
むしろ常に3輪とも接地しているので左右の旋回時にはかなりの技術を要します。
制動や発進などの挙動も二輪とは大きく異なります。
三輪バギーを運転したことのある方ならなんとなくわかると思います。

更に知らないこととは恐ろしいことで、子供も手を離れたし、久しぶりに大型バイクに乗りたいなぁなんて家族に洩らすと大抵は「危ないからおよしなさい」ってなるのでしょうけど、「三輪車なら転ばないから大丈夫」って許可しちゃう人も意外と多いようです。
違いますよ。曲がらないし止まらない。それなのにバイクと同じくらいのスピードが出るんですよ。極めて特殊な乗り物なんです。

以前にも書きましたが、中年以上の二輪事故が驚くほど増加しています。
リターンライダーを含めて、初心者でも簡単に大型二輪免許が取得できるようになったことが背景にあると言わざるを得ないでしょう。
若い頃には免許の規制が厳しくて取得できなかった憧れの大型二輪免許を、わざわざ取得して戻ってくるライダーも実に多いからです。
若者の無謀運転による死亡事故は、しつこいくらいの三ない運動と、趣味の多様化によってかなり減りましたが、年配者の死亡事故はそれよりもかなり質が悪い。
このくらい大丈夫だといった間違った感覚が長年の運転経験で染み込んでいるようです。
その結果、ウン十年ぶりに跨るオートバイがアクセル一捻り300km/hだと言うことを認識しないままハンドルにしがみつくような乗り方をする。
或いはニーグリップもしているつもりだけで乗る人がとても目立ちます。
実は体は硬くなり、反射神経も鈍くなっているはずなのに気持ちだけが若いままで再び乗れた喜びが先行してしまっているのです。

どうかバイクを選ぶときはその性能や挙動、なによりも憧れ優先ではなく、自分の身の丈にあったものを選んでください。
いきなりビッグバイクではなくて、小排気量車になれてから乗り換えても良いじゃありませんか。
バイクに振り回されることの無いよう、自分で操れるものを選んだ方が結果的に長く楽しめると思います。
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2013年09月11日

交通とは運転者同士の人間関係

鼠教官です(。・ω・。)ノ

そろそろ秋めいてきて、気持ちよくツーリングができる季節となりましたね。
だけど自分も交通社会の一員であることを忘れてはいけません。
気持ち良いからといって、周りの迷惑になるような運転をしてはならないのです。
しかし、オートバイという乗り物は、なかなか意思表示が難しい乗り物でもあります。

特に言葉による意思表示が難しい運転中は、お互いの出す合図が重要な役割を果たします。したがって、合図は余裕を持ってハッキリと出さなくてはなりません。
直前で慌てて出したり、誤解を招くような曖昧なやり方は禁物です。

オートバイは、外部と遮断されている四輪車とは違って、外部と直に接することができます。他の車両や歩行者に親近感を与えることができるのです。
こうしたオートバイの長所を大いに活かして、積極的に意思表示としての合図をしてください。
017人間関係_001.jpg

現在、日本では四輪車と二輪車の比率はほぼ3対1と言われています。これは二輪は四輪と共存していると言えるでしょう。
しかし、二輪車事故の60%が四輪車との間で起きている事から判るように、その関係は決して良いとは言えないのです。
これは、お互いの運転者がお互いの乗り物の特性を理解していないからだと言えそうです。
痛ましい事故を未然に防ぐために、相手の動きをしっかりと見て、合図はきちんと出す事を心掛けて下さい。

秋の行楽シーズンを安全に楽しみましょう!
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2013年07月31日

タンデム用チャイルドシート

鼠教官です(。・ω・。)ノ

梅雨も明けて毎日暑いですね。
暑くてもライダーは長袖のジャケット着用が基本なので意外としんどいですよね。
だけど乗らない人からは「風切って気持ちよさそうだね!」って言われます。鼠教官はその度に苦笑いしています(笑)

さて、子持ちライダーなら、やはり後ろに乗せてツーリングに行きたいものです。
だけど子供が小さいと居眠りとか体力とか、いろいろと心配は尽きません。
鼠教官も子供が小さい頃は悩んだものです。
後ろで船を漕ぎ出すと左腕はそれを押さえなくてはなりませんので、確実に右腕1本で乗らなければならず、大変危険です。

でも最近では良い物があるんですね!今日はそんなグッズを紹介します。
我が家の場合は、おんぶ紐みたいなベルトがあった程度の時代でした。ほんの気休めの落下防止でしかありません。
ところが先日、友人に相談されて調べてみたらいくつかのチャイルドシートがありました。
これは普段からショップには並んでいないので気付かない人も多いはずです。
カタログで見ても自分のオートバイにフィットするか、或いは子供の体型に合っているのかなどはいまいち把握できません。

そんな中で、少し高いのですが、これがお薦めできそうです。

ドイツ製で作りはしっかりしています。
国産だと1万円前後から、高くても2万円以内で買えるのですが、子供の成長って思っているより早いのであっという間に次のサイズの物と交換しなければなりません。
でもこれだとサイズの調整幅が大きくて何年かは続けて使えそうです。
さすがモーター大国ドイツです。よく考えられていますね。
近くのショップでカタログから選んでサイズにドキドキしながら届くのを待っているなら、細かく調整可能な物をネットで買う方が安心確実な気がします。


もう少し子供が大きくなってきたら、シートで固定するよりもおんぶ紐タイプが自由に動けて良いと思います。
おんぶ紐と言っても昔とは大きく違っていて、紐と言うよりリュックサックですね。

これだと小学生高学年にも対応できそうです。
値段もしっかりした作りのチャイルドシートより安いですしお薦めです。

これらの補助具はあくまでもオートバイのサイズに合わない子供を安全にシートに座らせておくための物です。
さすがに中学・高校くらいになれば、こんな器具は必要ありませんけどね。
それまでは子供と安全にツーリングを楽しみたいものです。
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2013年07月22日

シーズンを無事故で楽しみましょう!

鼠教官です(。・ω・。)ノ

久しぶりの更新となってしまいました。

梅雨も明け、どっぷりとシーズン・インです。
既にあちこちへオートバイで飛び回っている方も多いでしょう。
鼠教官も先日、海沿いを友人たちと走ってきました。日帰りですが...

さて、これから夏休みです。働いている人もお盆休みなどに長期でロングツーリングを計画している人もいることでしょう。
もしかしたら夏のボーナスで念願のオートバイを手に入れる人もいたのでしょうね。
大いに楽しんでください。
でも大切なのは「無事に帰ってくる」というラリーの精神です。
途中で事故ってしまっては元も子もありません。

最近、多いのは若者よりも4〜50代以上の、所謂リターンライダーの事故です。
「子育ても一段落したし、昔とった杵柄でもう一度楽しみたい」と思って再び乗り始めた人達。
以前乗っていたものですから、乗れて当然なのですが、そこは長年のブランクが徒となってしまいがちなのです。
また、最近では自動車学校で簡単に大型二輪の免許が取得できてしまうので、初心者の方もいきなり憧れのリッターバイクに乗れてしまいます。
リターンライダーの次に事故が多いのは、実はこの世代の人達なのです。

どちらにも共通して言えるのは、自分の技量以上の性能に振り回されての事故であるという点でしょう。
前者は若い頃に比べて確実に反射神経が衰えています。後者は自分の技量を正確に把握できていないことが多いです。
それでもアクセル一捻りで200km/hオーバーの性能を手に入れてしまいます。
速度が出るのはある意味快感であり、快適です。試したくなりますよね。気持ちはよく解ります。
ですが、車体の走行状態(速度・地形・天候等)と自分の技量のバランスが崩れたときに事故は起きてしまいます。

憧れのバイクは憧れとして、再び技量がある水準になるまでは我慢するのも安全確保の一つの手段です。
自分の技量の範疇で乗れれば一番良いのですが、それの判断が難しければ、技量の範囲のバイクを選んでほしいものです。

ここ数ヶ月、国内のメーカーも小排気量車に力を入れてきています。
125ccや250ccにも魅力的で楽しそうな車両が増えていますよ。

シーズン中の事故が一件でも少なくなりますように。
posted by 鼠教官 at 14:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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